
2019年8月25日放送の健康カプセルゲンキの時間で感情の老化について紹介されました。

感情の老化について教えてくれたのは、
こころと体のクリニック院長で医学博士の和田秀樹先生です。
感情の老化とは
和田秀樹先生によると、感情の老化とは、感動しなくなったり、意欲がなくなったり、アイデアが湧かないなどの自覚症状が現れることだそうです。
感情年齢テスト
感情年齢テストとは感情年齢がわかるテストで、これが実年齢より高くなってしまうと要注意だそうです。
起業など、若い人の話だと思う
・昔と比べて斬新なアイデアが思い浮かばなくなった
・この1ヶ月、1冊も本を読んでない
・友達の自慢話を昔よりじっと聞いてられない
・新刊書やカルチャースクール、資格試験学校、旅行などの広告に興味がわかない
・最近の若い奴のことはわからない、としばしば思う
・夫婦喧嘩をすると、怒りがなかなか収まらない
感情の老化の原因は主に3つ
男性ホルモンの低下
男性ホルモンが下がってくると、だんだん意欲が落ちてくると言われているそうです。

遊離テストステロン値が下がっていると感情の老化の原因になってしまうとのこと。

いきなり、血液検査。
血液検査と感情ってなんの関係があるの?と思いましたが…
遊離テストステロン値が低いと男性更年期障害になる可能性も出てくるということです。
ストレスや睡眠不足が男性ホルモン低下の原因
脳はストレスを感じると脳下垂体から物質が出て「ホルモンを出すな」と指令されるので日常生活でのストレスは男性ホルモン低下の原因になるようです。
そして男性ホルモンは睡眠時に分泌されるので睡眠不足は男性ホルモンの分泌に悪影響だということ。
前頭葉の老化
前頭葉とは創造性や意欲、切り替えなどを司る場所で正常に機能しないと感情の老化につながってしまうそうです。
人との会話がない
ゲンキチャレンジャーのお1人は、パソコン作業でトイレと食事以外はずっと自宅にいるようでしたが、
人と会話しないということも前頭葉の老化につながってしまうようです。

脳に刺激がない日常が続くことで前頭葉が老化しやすくなっててしまうとのこと
ですから予想外の対応がある「人の会話」をすることで脳を刺激することが大事。
幸福ホルモンの減少
セロトニンと言われる神経伝達物質が年を取ると減るのですが、セロトニン=幸福ホルモンの減少も感情の老化の原因だということです。
セロトニンは太陽の光を浴びることで脳内で合成が活発になるので、外で太陽の光を浴びることが大事。
感情の老化チェック
・好奇心が減った
・同じ店で買い物しがち
・会話は同じ仲間ばかり
・新たなことを始めない
・異性への興味が減った
・昔より失敗を引きずる
・肉をあまり食べない
・最近イラつくことが多い
・最近感動してない
・アイデアが浮かびにくくなった
昔より失敗を引きずってしまったり、
映画を見て泣いた後、涙が止まらなくなったりしてしまうと、
それは感情の老化の可能性があるようです。
感情の老化を改善する方法は3つ+1
初めてのことにチャレンジすること
・行ったことのないレストランで食事する
・やったことのないスポーツをする
・歩いたことのない道を歩く
こういった初めてのことにチャレンジすることが前頭葉を使うことにもなり、気持ちのリフレッシュにもつながるそうです。
筋トレで筋肉をつける
テストステロンは筋肉をつけるときに消費されるホルモンですが、
一方で筋肉を使うと分泌されるので、
適度な筋トレをして筋肉をつけることが感情の老化を改善するということです。
肉を積極的に食べる
肉にはセロトニンの原料となるたんぱく質が含まれているので積極的な摂取を推奨するとのことです。

たんぱく質で筋肉が若返るということはこちらでも紹介されていましたね。
金スマ【長友流ファットアダプト食事法レシピ】
恋愛
恋愛も感情の老化に効果的なんだそうです。

パートナーがいらっしゃる方は
スキンシップや肩を揉んであげるといいですね。
まとめ
肉を食べたり、恋愛したり、といいことばっかりと思われた方はもしかしたら感情の老化が起きてないかもしれませんね。
逆にこのようなことが億劫になってきたら要注意。
ぜひ早めに感情の老化を改善させてあげてくださいね!