
2018年11月25日放送の健康カプセルゲンキの時間で血糖値スパイクと血糖値スパイクを改善するスニーカー大作戦について紹介されました、
教えてくれるのは横浜市立大学大学院医学研究科分子内分泌・糖尿病内科学・医学博士の寺内康夫先生です。
血糖値スパイクとは
血糖値スパイクとは、正常範囲を超えて血糖値が乱高下する異常事態のことで、この乱高下の様子がトゲに似ているので血糖値スパイクと名付けられたそうです。

健康診断では血糖値スパイクを見つけにくいそうです。
血糖値スパイクによって起こる病気
血糖値スパイクを放置すると身体がむしばまれると寺内康夫先生は言います。
血糖値スパイクは密かに血管を攻撃するため、
心筋梗塞や脳梗塞などの重篤な病を招いてしまうこともあるようです。
血糖値スパイクが起こる原因
間食
お腹が空いた時の間食は要注意で含まれる糖のほとんどが吸収されてしまうということです。
早食い
よく噛まずに急いで食べてしまう「早食い」も血糖値スパイクの原因になるようです。
-
・水で流し込む
・5分間
・15分間
上記の3つでおにぎりを食べる比較実験をしたところ、
水で流し込む食事が血糖値の変動が高いことがわかりました。

ですからお茶漬けが良くないんですね
糖分が多い食事
おいもなどの糖質の多い食材は血糖値が上がりやすいようです。
筋力低下
運動不足による筋力低下によって、
筋肉の細胞による糖の吸収力が落ちてしまうとのこと。
ストレス
ストレスは血糖値スパイクの原因になるだけでなく、
上がってしまう幅も大きくなってくる可能性があるので注意が必要です。
血糖値スパイクセルフチェック
-
1.よく早食いをする
2.よく朝食を抜かす
3.若い頃より太った
4.睡眠6時間以下が週3日以上ある
5.家族や親族に糖尿病の人がいる
当てはまる項目が3つ以上ある方は要チェックだそうです。
血糖値スパイク改善スニーカー大作戦
寺内康夫先生が血糖値スパイクのトゲを平らにする方法として紹介してくれたのは、スニーカー大作戦という方法。
これはベジタブルファーストと呼ばれる食べ方のように、食物繊維の摂取を意識することが大事だと言います。
糖質の多いお米やパンなどを食べる前に食物繊維が多い野菜を摂ることによって、腸の表面を食物繊維が覆ってくれるので糖の吸収が穏やかになってくるということです。
大豆ファースト
野菜を食べるのが大事なのはわかっていても大変だという方に
おすすめなのが大豆ファースト。
1)大豆を食事の中で1番先に食べるようにします。
2)毎食30粒を1粒ずつ噛んで食べます。

ベジタブルファーストと大豆ファーストでは血糖値の下がり幅がほぼ同じだそうです!
朝食の無糖ヨーグルト
ヨーグルトに含まれる乳清タンパク質にはインスリンの分泌を促す作用があり、血糖値を下げる効果が期待できるとのこと。
大豆と一緒に摂る場合には、
大豆⇒ヨーグルトの順番で食べましょう。

朝、忙しい方は牛乳でもOKだそうです。
ちょこっと運動
ちょこっと運動とは、
食事の後15分以内に1分間動くだけの運動です。
食後15分間は血液が胃や腸に集まりますが、
この時に動くことで血液が手足に集まって糖の吸収が遅くなるということです。

結果的に血糖値の上昇を抑えられるということ。
ちょこっと運動は、
インスリンがよく効く体質にするというメリットもあるということ。
まとめ
血糖値スパイクが怖いのは自覚症状がない上に、
健康診断でも引っかからないということですよね。
健康診断で問題ないから大丈夫だと思っていると、急に…ということもあるかもしれません。
今回紹介されたスニーカー大作戦をぜひ参考にしたいですね。
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