
仕事は量をこなすべき!無休で働いたことありますか?
林先生が働き方改革のいま、あえて熱弁したのは「最初の2年はとにかく仕事の量をこなせ!量が質を生む」ということについてでした。
サザエさん症候群の解消法
サザエさん症候群とはサザエさんをやっている日曜日の夕方になると憂鬱になってしまうという状態とのこと。
サザエさん症候群の解消法というと、オンとオフの境界線をはっきり分けることだと思いがちですが、
実は逆で、サザエさん症候群になってしまう理由は平日と休日にギャップがありすぎてしまうことが一因とのこと。
三流はだらだらと休日を過ごしてしまいがちですが、
超一流は、休日にも仕事の下準備をするそうです。

まったく休みがなくなってしまいますね^^;
最初の2年はとにかく仕事の量をこなせ!
パワハラ問題が叫ばれる中、
実は多くのベストセラーが断言しているのが「最初の2年はとにかく仕事の量をこなせ」同様のことだそうです。
田端信太郎さんの言葉
そして「最初の2年はとにかく仕事の量をこなせ!」というのは、
株式会社zozoの前澤社長の右腕としてブランディングを担当する田端信太郎さんの言葉だということ。
・田端信太郎さんの著書はこちら
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無駄な下積みを長くやることはないが、
他人が喜んでお金を払ってくれるレベルにまで仕事の本質や中身を高めるには特に新人時代は質を追求するより、
量をこなすことが大事とのこと。
田端信太郎さんの著書には、
「下積みの2年は労働じゃない!学習のための2年なんだ」
といったことが書かれているそうです。
若い頃に無休で働く経験
林先生は「この人は優秀だな」と思う人に限って必ずする質問があるとのこと。
その質問とは、
「若い頃に無休で働いた経験は?」というもの。
この人できる!と思った人の回答は過去、全員YESだったそうです。
天麩羅なかがわ店主の実例
東京築地の天麩羅なかがわの店主である中川崇さんに若い頃のことを伺ったところ、
お店は週休1日だったそうですが、休日には市場に行って魚をさばく練習をさせてもらっていたということ。
この練習によって魚をさばく技術がぐーんと上がって、それが今の中川崇さんの天ぷらを支えているとのこと。
林先生も無休で働いていた
林先生も20代の頃には月曜日から日曜日までずっと授業をしていたということ。
90分授業を多いときは5本、つまり450分やっていたそうです。

授業だけで7時間半になりますね。
仕事がオマエを選ぶ
若い時は仕事を選ばないことが大事?という質問がありましたが、
林先生の考えとしては、
まだ一人前ではない段階で仕事を選ぶのではなく、
仕事がお前を選ぶんだという考えだそうです。
船越英一郎さんも若い頃は仕事以外の自分の時間を作るということは考えていなかったそうです。
台本も自分の役じゃない役をあえて演じてみたり、
ちょっと余裕があれば、ロケ地に先に乗り込んで空気を見て回る といったことをしていたとのこと。
ブラック企業を認めるのではない
でも、心が病むまで働く必要はないということ。
今日のコーナーは決してブラック企業を認めるようなものではなく、
上から押し付けるのは今の時代の風潮から考えても良くないとのこと。
ただ、最初はとことん基礎を作らないといけない時期というのがどんな仕事でもあるというのが林先生の考え方で、
2年とは下積みの2年ではなく、学習の2年であるとのことです。
まとめ
仕事をどう捉えているか?ということも関係してくるのかもしれませんが、
スポーツの世界などでも同じことが言えそうですね。
どんなことでも最初に頑張っておくことであとが楽になるといったことでしょうか。