
イライラしたらカルシウム不足って言われませんでしたか?
でも実はイライラとカルシウムって関係ないみたいなんです…
2019年9月13日放送の金スマでは医者が教える正しい食事術第5弾としてカルシウムとイライラについて紹介されました。

教えてくれるのは、
「医者が教える食事術」の著者でエージーイー牧田クリニックの牧田善二先生です。
イライラとカルシウム不足は関係ない?
イライラを抑えるために慌ててカルシウムを摂っても効果ゼロ!ということです。
カルシウムに興奮を抑える作用があることは医学的にも認められているということなのですが、
牧田善二先生によるとカルシウムがすぐにイライラを抑えてくれるわけではないということ。
カルシウムを食べると血液で運ばれて骨に行くそうですが、
その一方で、骨に含まれるカルシウムは少しずつ血液に溶け出しているとのこと。

そしてこの骨に行き、血液として溶け出すまでの期間は3ヶ月あるそうなんです。
ですから3ヶ月経たないとイライラ予防にはならないということ。
そして、
カルシウムの濃度はほとんど一定なのでカルシウムが不足するということはないそうです。

ということは、
カルシウムが足りなことで
イライラするということもありえないということになりますね。
カルシウムをとるとイライラを抑えられる説は嘘?
カルシウムがイライラ予防になると言われたのは1975年で、
食の欧米化が進んだことから
日本人のカルシウム摂取量が減少し、
イライラする人が増えたので、
カルシウムをとればイライラが抑えられるという偽りの情報が広まってしまったそうです。
牛乳がイライラを抑えてくれる
イライラを抑えてくれる飲み物として紹介されたのは牛乳でした。

カルシウムではなく、
牛乳に含まれる必須アミノ酸がイライラを抑えてくれるということです。

気分を落ち着かせるには糖質をとるのも効果的だそうです!
まとめ
繰り返しになりますが、イライラしてるとカルシウム不足って言われたことって1度や2度じゃないですよね?
でもカルシウムが不足することなんてないのか…