
「ゴロゴロごぼうと豚バラの煮物」について料理研究家の松田美智子先生が紹介してくれました。
今が旬のごぼうと豚バラを使ってガツンと食べ応えがあり、しかも酒の肴にもなり、ごぼう本来の触感・香り・風味が抜群なのに作り方は簡単なので是非作ってみてください。
面倒な手間もかからず、ごぼうの食物繊維を丸ごと取れるので、この料理は便秘解消にもなるし、お肌に潤いも与える食べ応えのある料理ですよ!
・ごぼう(30cm長さ) 2本 200g
・豚バラ肉(薄切り) 300g
・しょうが(せん切り) 約10g
・豚ロース肉(薄切り) 200g
・青ねぎ(斜め切り) 少々
調味料
・うす口しょうゆ 大さじ1.5杯
・酒 大さじ1/4杯
・ごま油 大さじ1
・三温糖 大さじ1.5杯
その他・・・小麦粉 適量
ゴロゴロごぼうと豚バラの煮物レシピ
1)ごぼうは洗って泥を落とします(皮はむかない)
2) まな板の上に2本並べ、その上にペーパータオルをのせ、ごぼうをたたき砕きます。

たたいて断面を作ると味がしみ込みやすくなるし触感も良いということです。
3) 食べ良い長さに切り揃えて皿に一旦移します。
4) まな板の上に小麦粉を振ります。
5) その上にバラ肉を1枚脂のある方を右側にして置き、もう1枚その手前に同じように並べ、上下の肉が少し重なる様に乗せます(間ん中は重ならなくても良い)
6) その2枚の肉の上に豚ロース肉1枚を下の肉に合わせて乗せ、先端は中央に向かって少しくるくると巻き、途中もはしを丸めながら、たわら型になる様に空気を抜きながら最後まで巻きます。
7) 巻き終わったら手のひらにのせ、お結びを握る様に肉の塊を握って形を整えます。

少々不格好でも煮てしまえば形は気になりませんよ。
8)フライパンにごま油を入れ、かたまり肉を巻いた最後の所を下にして置き強火で
焼き色をつけます。(焼き色が付いた方が見た目も美味しそうに見える)

焼きながら余分なな脂はペーパータオルで吸い取る。
9) 焼いた肉をいったん皿に取り出します。
10) 残った油でしょうがを炒め香りを出すし、ごぼうも入れて軽く香りを出す。
11) 土鍋にフライパンの中身を全部入れ、肉を戻し、三温糖を入れ照りが出るように絡めます。
12) お酒を入れ水を肉がひたひたになるくらいの分量を入れます。
13)ペーパータオルをかぶせる(ふたはしない。*これはごぼうの触感を残すため)
14) 強火で沸騰させたら中~弱火で10分~15分間煮ます。

火を止め出来上がってもそのまま粗熱が取れるまで置くと味がしみ込みます。
ペーパーにあくや余分な脂がついているのではがし甘さのチェックをします。
15)最後にうす口醤油を回しかけ、器に盛り中央に青ねぎをのせて召し上がれ!
まとめ
万能の土鍋が無くても大丈夫。フライパンで焼く作業をしてから自前の土鍋で煮込めば冷めにくいし味も均等にしみわたって肉は食べ応えがあるし、ごぼうは香りとともに触感も楽しめて、安い肉でカサ増しすれば、育ち盛りのお子さんのいるご家庭にはとても経済的で栄養価も高いおかずになります。