
2018年11月27日放送の「教えてもらう前と後」で最新!みかんの健康効果について紹介されました。
みかんのβ-クリプトキサンチン

同社女子大学生活科学部の教授杉浦実先生が、
今の季節、手軽に食べられる果物の中でみかんが最強の果物と教えてくれました。
みかんを毎日食べる「個数」によって、血管年齢も若く、生活習慣病のリスクを低下させてくれることが分かりました。
みかんには有効成分「β-クリプトキサンチン」が含まれていて、
β-クリプトキサンチンのすごいパワーは甘ければ甘いほど多く含くまれている上に、病気予防にも役に立っているということです。
果物のオレンジと比べると、温州みかん(早生)の方が有効成分が10倍あることが分かり、海外の研究でも肺がんのリスクが低下するという結果も出ているそうです。
みかんの産地でもある神奈川県小田原市・愛媛県宇和島市・静岡県浜松市のみかん農家さんで、下は29歳から上は70歳までの代表の方々に協力してもらい血管年齢を調べた結果、
全員実年齢より血管年齢が若いという結果に!
甘〜いみかんの選び方5つのポイント
どんなみかんが甘いのかって気になりますよね?
甘いみかんの選び方について愛媛県農林水産研究所の果樹研究センターみかん研究所所長加美豊さんが5つのポイントを教えてくれました。
軸が細い方が甘い
軸が細い方が甘いそうです!
若い樹は軸が太く水分が多いため甘くないということで、
年数が経っている樹の細い枝から適度な水分で育っているから甘いということ。
ヘタは黄色を選ぶ
ヘタの色は緑より「黄色」を選びます。
樹に長い間なっている果実はヘタが黄色くなっているということです。
皮はオレンジ色が濃いものを
皮の色はオレンジ色が濃いものを選ぶようにします。
キメの細かいブツブツを
皮の荒いブツブツよりも「キメの細かいブツブツ」がある方を選ぶようにします。
小さい方が甘い
大きいみかんより「小さいみかん」ほど甘いそうです。

これは意外でしたね。
サイズは2Sが水分が少なく甘さが凝縮しているそうです。
逆に大きいみかんは水分が多く、甘さが少ないから「βークリプトキサンチン」が少ないという事ですね。
以上が、みかん研究所の所長・加美豊さんが教えてくれた甘いみかんの選び方でした。
関根麻里さんが教えてくれたみかんの選び方
みかんマイスターの資格を持つタレントの関根麻里さんもみかんに関する2つの事を教えてくれました。
菊みかん!
1つ目は、みかんの見分け方で、甘くておいしいみかんの皮は「でこぼこ」していているもの。
見た目はキレイではないものの、このみかんが通称「菊みかん」と言われていて、みかん農家さん達も率先して食べているそうです。
底から開けて食べる
2つ目は、箱でみかんを購入するのであれば、底の方から開けて食べて行けば傷みにくいそうです。

箱詰めされている下の方から傷みやすくなるので、この方法で美味しいみかんを長く味わいましょう!
みかんの健康効果がスゴい!
静岡県三ケ日町の住民1,073人の皆さんの力をお借りして大規模な調査を10年かけて行ったということですが…
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・毎日みかんを食べない人(1個未満)
・毎日みかんを1~2個食べている人
・毎日みかんを3~4個食べている人
結果、みかんを毎日3~4個食べている人には、糖尿病・肝機能・高脂血症・骨粗しょう症など、いわゆる生活習慣病の発症リスクが低いという事が分かりました。
まとめ
1日、小さめの「みかん」を3~4個食べるだけで、生活習慣病の予防が出来るんです。
しかも甘いほど有効成分の「βークリプトキサンチン」が多く含まれているから、甘いものを抑えて生活している方、甘いものはみかんでとれば、罪悪感はゼロ。
日常生活を変えずにみかんを毎日食べて、身体の中から健康になりましょう!