
便秘になってしまう理由はいろいろなものが挙げられていますが、
腸がねじれてしまっている状態、つまりねじれ腸の場合にも便秘の原因になってしまうそうです。
そこで今回の世界一受けたい授業でねじれ腸エクササイズによって便秘を改善する方法が紹介されました。
腸について教えてくれるのは水上健先生
8大名医が警鐘を鳴らす8つの病気の4つ目として紹介されたのは「腸」でした。
教えてくれるのは久里浜医療センター内視鏡部長の水上健先生です。
水上健先生は、「慢性便秘症を治す本」という本も出されています。
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要注意な病気は大腸がん
腸は大きく以下の2つに分けられます。
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・小腸=食べ物を消化して栄養を吸収します。
・大腸=便を作って排出します。
この腸で要注意な病気は大腸がんで、
大腸がんの患者数は年々増加傾向にあるということ。
大腸がんになりやすいのは男性
水上健先生によると大腸がんはソーセージなどの加工物や赤肉など牛や豚などの食べ過ぎ、さらにアルコールの過剰摂取がリスクを高めるそうです。
そして男性の方がリスクを高める1つの原因であるアルコール摂取量が多いということが理由のようです。
便秘の女性は大腸がんに注意
大腸がんになりやすいのは男性ということですが、
女性の場合でも便秘の方は注意が必要なようです。
便秘薬の間違った使い方によって腸が炎症を起こして真っ黒に変色し、大腸がんになりかねないということ。
ねじれ腸が便秘の大きな原因の1つ
水上健先生によると便秘の大きな原因の1つとして「ねじれ腸」があるということ。
実は日本人の8割が腸がねじれている状態だと考えられるそうです。
ねじれた腸に便が溜まってしまうことが腹痛を伴った排便障害になってしまう原因になってしまうとのこと。
ねじれ腸でも便秘になりにくい運動とは
ねじれ腸でも便秘になりにくい運動として紹介されたのは体をひねる運動でした。
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・テニス
・ゴルフ
・ダンス
といった体をひねる運動をして腸を揺らすことが便秘予防になるということ。
和式トイレの方が便秘にはいい?
便秘の改善にはトイレが和式か様式かということも関係しているということですが、
水上健先生によると、日本人は和式トイレの方が便が出やすい人が多いそうです。
日本人の多くが、直腸から肛門に管がついており、
ひざを抱え込まないと肛門がまっすぐにならないので、
和式の方が便が出やすいということ。

自然にひざを抱え込むような体制になる和式トイレがいいということですね。
洋式トイレで和式トイレと同じ効果を出す方法
和式トイレの方が便が出やすいということですが、
洋式トイレしかない場合には、
画像のように、洋式トイレの前に台を置くことによってひざを上げた状態になるということです。
便秘解消!腸揺らしエクササイズのやり方
1)両手を広げます。
2)下半身を動かさないように上半身だけ左右にひねります。
3)最後に上に大きく伸びをします。
4)これを1分ほど行います。
1日2回、起きた後と寝る前に行うと効果的です。

体をひねったり伸ばしたりして、腸を揺らしてあげるのがポイントなんだそうです!

腸を揺らすことによって便の通りが良くなるんですね^^
まとめ
今回のねじれ腸エクササイズですが、かなり簡単ですし、どこでもできますので、
便秘に悩んでいる方はぜひ試してみてくださいね!