
2019年9月5日放送の主治医が見つかる診療所で老化の原因のコゲ(糖化・AGE)とコゲをため込まない食べ方について紹介されました。
老化の原因は糖化(AGE)
老化研究をしている昭和大学医学部の教授・山岸昌一先生によると、老化の原因は体の中のコゲとサビと言います。
体のコゲとは糖化のことで私たちの体の中にあるたんぱく質に糖がくっついて体の中がコゲついてしまうこと。
さらにこのようにしてコゲができてしまうことをAGEというそうです。

糖化(AGE)の原因
・砂糖の摂りすぎ
・果糖の摂りすぎ
・炭水化物の摂りすぎ

炭水化物は糖+食物繊維でできているので、食べ過ぎると糖化の原因になってしまいます。
体のコゲをため込まない食べ方【焼肉編】

教えてくれたのは、アンチエイジング医学・同志社大学生命医科学部・糖化ストレス研究センターの教授で農学博士の八木雅之先生です。
焼肉はレモンをかけてから
普通の方は焼いた後にレモンをかけますが、
レモンは焼く前にかけて15分待ってから食べると体がコゲにくくなるようです。

レモンのクエン酸が肉のAGEを1/2にしてくれます!

レモンがなければお酢でもいいそうです!
焼肉の前に白菜キムチを食べる
焼肉を焼く前にレモンをかけて15分待つのは辛いですが、
その前に食べておきたいのが古漬けの白菜キムチだそうです。

古漬けの白菜キムチの乳酸に糖化を抑える作用があるということです。
焼肉の味付けは塩・わさび・コショウで
タレの中に糖分がたくさん入っているので塩やわさび、コショウなどをかけて食べるのがおすすめだということ。

タレを食べたいなら焼肉についているものを頼むのではなく、
焼いた後でタレをついて食べるといいそうです。
サンチュと一緒に食べよう
タレがついた肉はサンチュと一緒に食べると体のコゲが抑えられるそうです。
血糖値が乱高下しない食事法【炭水化物編】

教えてくれたのは翼ハロー歯科・内科診療所・なごみクリニック院長の亀川寛大先生です。
うどんには生卵をつける
うどんはたんぱく質と脂質が含まれる卵を一緒に食べると胃からの排出が遅れて血糖値が上がりにくくなるそうです。
おにぎりの前にメカブを
メカブの食物繊維(水溶性)がおにぎりの糖をコーティングしてくれて血糖値が上がりにくくなるそうです。
カレーはチーズトッピングで
カツ(肉)もチーズもたんぱく質ですが、たんぱく質の中では肉よりも乳製品の方が血糖値が上がりにくいので、
カレーにトッピングするならカツよりチーズの方がいいようです。
まとめ
砂糖はもちろん、果物も、炭水化物にも糖分が…
これは油断なりませんね。