
みなさんもぜひチェックして欲しいのですが、
立った時に前傾している場合には転倒予備軍になってしまうそうなんです…
重心が後ろにあることで体のバランスが崩れてしまい、
足腰の弱体化に繋がる可能性があるということ^^;
そしてこの転倒予備軍の前傾問題の改善策として紹介されたのが、
座って行うタップダンス、「座タップダンス健康法」です!
転倒予備軍かどうか立ち方チェック
店頭予防指導士の伊藤勝弘先生が監修された転倒予備軍かどうかを調べる「立ち方チェック」が紹介されました。
1)いつも通りにまっすぐ立ちます。
2)足の親指を地面につけます。
3)この状態で体が前に傾いてしまった人は要注意です。
前に傾いてしまったという方は転倒予備軍だということ。
伊藤勝弘先生によると足の指に体重が乗る姿勢が正しい立ち方になり、
足の指が使えていない人、つまり前傾してしまった人は普段の姿勢が後ろに傾いているということ。
座タップダンス健康法
座タップダンス健康法とは、体が前傾してしまうことの改善策として紹介された座って行えるタップダンス健康法。
座タップダンス健康法の効果
座タップダンス健康法は前傾の改善策になるだけでなく、
-
・冷え性が改善した
・頭がはっきりした
といった効果もあるようです。
たった1日3分で認知症予防や足腰強化、冷え性改善にも効果が期待できるとのこと。
座タップダンス健康法が転倒予防にいい理由
久我山整形外科ペインクリニックの佐々木政幸先生によると、
座った状態で足を動かすだけでも足腰の筋肉は鍛えられるそうで、
転倒の原因として自分では足が上がってると思っているのに上がっていなくてつまずいてしまうということがありますが、
座タップダンス健康法は、脳から足へ指令を伝える良い訓練になるので転倒予防に効果的とのこと。
座タップダンス健康法の考案者は
座タップダンス健康法を伝授してくれるのは、中野ブラザーズの中野章三先生。
中野章三先生はタップダンス歴71年で奇跡の81歳。

フランクシナトラさんやエリザベステイラーと行ったハリウッド俳優からも賞賛されたそうですよ!
中野章三先生の教室
中野章三先生の教室は東京、兵庫、福岡で開催されていて、
生徒は10〜70代までが在籍しているということ。

10代の方も教室に通われているんですね!
座タップダンス健康法のやり方
【足首回し】基本の準備体操
1)イスに座った状態で、足を前に出して、内側に4回、外側に4回回していきます。
佐々木政幸先生によると、この足首を回すことでふくらはぎを動かすことができるのでポンプの役割を果たしてくれて血流が促進するとのこと。
ですから全身の血行が良くなって冷え性改善に効果が期待できるようです。
基本のステップ1:三拍子
1)足を前に出しながらつま先で前に打ちます。
2)後ろに戻しながらつま先を打ちます。
3)元の位置で打ちます。
4)1・2・3のリズムに合わせてステップを踏みます。
左右両方の足で行います。
佐々木政幸先生によると、足裏を刺激することで脳に信号を送り込んで活性化できるということ。
この脳の活性化によって認知症予防の効果が期待できるということ。
基本のステップ2:連続三拍子
1)基本のステップ1で行った三拍子を連続で行います。
2)左右が三拍子になるように途切れずに行います。
スタジオではかなり「何やってるのかわからなくなってしまった」という声が聞かれましたが、
ステップを覚えて動かすこと自体が脳のトレーニングになるということ。
基本のステップ3:三三七拍子
1)右足で三拍子を打ちます。
2)左足で三拍子を打ちます。
3)右足と左足で七拍子を打ちます(右足で三拍子+左足で三拍子+戻して一拍子)
4)反対側の足からも行います。
基本のステップ4:三三七拍子+拍手
1)右足で三拍子を打ったあと、拍手を入れます。
ワンツースリー拍手♪
2)左足で三拍子を打ったあと、拍手を入れます。
ワンツースリー拍手♪
3)右足と左足で七拍子を打ったあと拍手を入れます
ワンツースリーフォーファイブシックスセブン拍手♪
手と足と2つの行動をすることによって脳が活性化されて、
認知症予防の効果が期待できるそうです。
座タップダンス健康法の動画
言葉や画像だけですとうまく伝わらないのですが、
座タップダンス健康法の動画ありましたので紹介します。
座タップダンス自体は6:49からになりますが、
それまでも座ってできるエクササイズがたくさん紹介されています。
まとめ
紹介された基本のステップを音楽に合わせて行うことでさらに足腰や脳にも良いようですね^^
ちなみに中野章三先生は北野武さんや少年隊、橋幸夫さんなどのスターたちにもタップダンスを伝授された方だそうです!